館長の紹介

全龍福(チョン・ヨンボク)

身近にすぐれた画家がいる家庭環境に育ち、20歳で漆の道に入る。

1988年、東京・目黒雅叙園から5,000点の漆芸術作品の修復と作品づくりを依頼されて来日。

創作活動に相応しい場所を求めて全国を歩き、水と空気がきれいで良質の漆がとれる岩手県・川井村に一家5人とお弟子さん70人とともに移り住み作業を始める。

膨大な数にのぼる目黒雅叙園の漆作品の復元修理、補修、製作のすべてを任され、3年間の歳月をかけて命がけの執念で取り組んだ。

その後も研究を重ね、独自の技法を編み出し、芸術性の高い漆芸を創り上げている。

全龍福の歩み・略歴

1952年 韓国釜山生まれ
1980年 芸鱗漆芸研究所設立(釜山)
1986年 現代美術展大賞受賞(ソウル)
  韓国文化院個人展(東京)
1988年 目黒雅叙園漆研究所長就任(東京)
  東京・目黒雅叙園の漆工芸品約5千点を3年間にわたり復元修理、制作
  岩手県工芸展特賞受賞(盛岡)
1992年 目黒雅叙園美術館招待展(東京)
1993年 岩手県川井村内の中学校、高校で作品指導開始
1997年 芸術の殿堂KBS招待展(ソウル)
1998年 個人展(盛岡)
1999年 釜日ギャラリー個人展(釜山)
2000年 個人展(名古屋)
  目黒雅叙園リニューアルオープン10周年記念展示会(東京)
  大韓民国新知識人大統領表彰状受賞(ソウル)
  ソウル漢陽大学校伝統美術研究所首席研究員
  岩手県川井村薬師塗漆芸館名誉館長
2001年 大統領表彰状受賞記念個人展(盛岡)
2002年 いわて・韓国友好フェア
  全龍福の世界+目黒雅叙園秘宝画展(盛岡) 
2004年 岩山漆芸美術館開館 同館代表就任
  世界最大作品、漆芸パネル『岩手の魂』を世界に発表 (18m x 2.42m)
2005年 APEC記念作品展示会(全作品展示)
  APEC in KOREAに作家として招待される
2007年 岩山漆芸美術館館長就任
2008年 世界最高級漆芸時計を発表
現在 岩手県盛岡市在住
  岩山漆芸美術館館長
  全龍福漆芸研究所所長
  岩手県文化審議委員会委員
  東京韓国文化院永久展示作品『おふくろ』製作寄贈
  文化体育観光部長官感謝の牌受賞
  韓国、日本で作品指導を継続